高濃度ビタミンC点滴
高濃度ビタミンC点滴
化粧品やサプリメントなどでは摂取しにくい高濃度のビタミンCの点滴です。点滴で多量のアスコルビン酸(ビタミンC)を直接体内に点滴し、ビタミンC血中濃度を急激に上げてシミやニキビなどの肌トラブルを改善します。また風邪予防や疲労回復にも効果があります。
点滴をしたときのビタミンCの血中濃度は、サプリメントを飲んだときの約20~50倍とされており、大きな差があります。通常の10~100倍以上の血中濃度となります。血中のビタミンC濃度を超高レベルに上げることにより美白、エイジングケアなどの美容効果や様々な疾患の予防や機能の改善を強力に促します。ビタミンCは通常の10~100倍以上の血中濃度にすることで、様々な薬理効果を発揮し、高濃度になるほどその効果の範囲も広くなります。
1回でレモン1200個分のビタミンCが補給できます。
また、高濃度ビタミンC点滴はガン治療にも使われていて、世界中で研究されています。
食べ物やサプリなどでビタミンCを経口摂取した場合、点滴と比較して体への吸収が悪く、すぐに体外に排出されてしまいますが、点滴で体の中に直接入れることにより、全身にその有効成分が行き渡ります。
即効性を感じる反面、効果持続期間は長くても1週間程ですので、最初は1週間に1~2回を継続してコンディションを整えましょう。徐々に間隔を開けながら、継続的に受けられることをお勧めします。効果には個人差がありますので、頻度はあくまで目安となり、ご自身のペースで継続されることが大切となります。
施術前にG6PDクリーニング検査を行っていただき、そこで酵素欠損が確認された方は高濃度ビタミンC点滴を受けることができません。G6PDクリーニング検査とは、赤血球膜G6PD活性の測定をするものです。G6PDは、抗酸化成分の濃度維持に重要な赤血球にある酵素です。この酵素が遺伝的に欠損していると、超高濃度ビタミンC点滴を受けた際に溶血発作を起こす危険性があります。
①問診 | 初診時には問診票をご記入いただいてから、医師が症状やお悩みをお伺いし、治療についてご説明いたします。 |
---|---|
②血液検査 | 初回は必ずG6PD検査(採血)を受けていただき、安全に点滴療法が行えることを確認します。 |
③施術 | 高濃度ビタミンCを溶解した製剤を静脈へ点滴します。投与するビタミンCの量にもよりますが、治療時間の目安はおおよそ 60〜120分程度です。 |
点滴針の注入部位に赤みや腫れ、内出血が見られることがありますが、1週間程度で自然に消退します。
高濃度ビタミンC点滴には利尿作用があり、喉が渇いたりトイレが頻回になる場合がありますが、たいてい1日以内には治まります。
その他、問診時に説明いたします。
ビタミンは正常細胞を傷つけることはないので、副作用は基本的にありません。(注射針の穿刺による注射部位の赤みや腫れが見られることはございます)
点滴の場合は栄養素が直接血管から全身にいきわたり、直ぐに効果が実感できます。経口摂取の場合、消化管から吸収される量には限界がある為、サプリメントなどでビタミンCを大量に摂取しても尿から排出されてしまいます。点滴の方が身体の隅々にビタミンCを届けることができるので、高い効果が期待できます。
高濃度ビタミン注射 | |
---|---|
事前検査 | ¥8,800 |
半量点滴 12.5mg | ¥9,900 |
全量点滴 25mg | ¥16,500 |
(税込)